生産性をいかにして向上させるか

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自分がどれだけ生産性を上げても収入に反映されず、逆に無駄な仕事を振られてしまうと言う人は、なかなか生産性を上げる意味を見いだすことができません。

これは伝統的な日本の大企業や、公務員、決められた時給で働いている人もこれに当たると思います。

逆に成果主義の会社、フリーランスや会社経営など、自分の実績が即収入につながる人は、生産性に高い価値を置いていると思います。なぜなら即自分に見返りがあるからです。

生産性をいかにしてあげるかと言う質問に対して大切なのが、自分を後者のような環境に置いているかどうかだと思います。

そもそも、意味のないことをすることほど、生産性の低い事はありませんから、それをする必要性があるかどうかは決定的に大切だと思います。

しかし、今の仕事を止める事は大きなリスクが伴いますので、働きながら真剣に副業をやるか、将来的に独立する計画を立てることが生産性を上げる第一歩になると思います。

私は、副業からで良いので自分で事業をして、生産性を上げることで、自分の生活を変えていける環境を作ることを強く勧めます。

なぜなら、日本では会社や職場で成果を上げても上げなくてもあまり給料は変わらず、むしろ余計な仕事を増やすと逆に上司から煙たがられ、皆向上心を失ってしまっているからです。

独立して私が思うのは、日本人の生産性が異常に下がっており、非常に競争力が低く、独立をした際、競争が非常に楽だという事です。

また、生産性を上げるとなると、たくさんの努力や勉強が必要でそんなエネルギーや時間を確保するのは難しいと思う人もいると思いますが、

生産性を上げると、単純に時給が上がるので、働く時間を逆に減らして同じ給料をもらうことも、何なら、働く時間を減らして給料を上げることもできます。

会社に依存せずに、お金を稼ぐことができれば、自分で仕事量のコントロールが利きますので、無理をせず、自分のメンタルや体の調子を整えながら、理想的な配分で働くことができます。

さらに言えば、生産性を上げるために短い時間にたくさんの仕事を詰め込む必要があると考えている人がいれば、それは誤解です。

無駄を省くことこそが生産性を上げるために、最も大切で、やる必要のない仕事ををどれだけ早くやっても意味は有りません。

仕事に疲弊している人は、頑張ることよりも、まず初めにいかにして無駄を省くかを考えることが、生産性の向上につながると思います。

つまり、より楽をすれば良いのです。

ここでは、私がこれは良いと思う生産性を上げる方法をいくつか列挙していきたいと思います。

ベストのタイミングを図る

ベストのタイミングは、生産性を上げる際この上なく重要です。

ちなみに、起業家を対象とした研究でうまくいった起業家がなぜ上手くいったのかの理由として、

その人の能力や人脈よりも、ベストなタイミングで事業を始めたからと言う理由が最も多く見られました。

今伸びている市場でビジネスを始めることが重要で、逆に需要のない市場で、なおかつ飽和していたら、どんな天才が参入したとしても良い結果は厳しいでしょう。そもそも天才はそんな市場には参入しませんが。

また株式投資や仮想通貨、不動産投資を始めるにしても、いかにして安値で買い、高値で売るかが大事です。価格が高騰してニュースで話題になっている頃には、すでにタイミングを逃していますので、慎重になった方が良いと思います。勝っている人は、あなたがニュースを見る何ヶ月も前に仕込んでおり、ずっと上がるタイミングを待っていた人たちです。

また、いかにしてタスクに優先順位をうまくつけるから大切になります。わざわざ緊急性のない仕事を慌ててやる必要はなく、今あなたにとってより重要なタスクに集中するために時間を用意する必要があります。

無駄に待たされたり、行列に並んでしまう傾向のある人はなぜ今それをする必要があるのかを考え直してみると生産性があると思います。

一次情報を得る

生産性が低い人の特徴として、無駄に同じような情報を集めすぎたり、もしくは全く無知のまま大きなリスクを犯してしまう傾向があると思います。

前者後者もどちらも非常に問題で、勉強ばかりで全く行動しないのも問題ですが、無謀なリスクを取り、死に物狂いで働いたお金や退職金を無謀な事業に投資してしまうことも危険です。

大事なのは小さく始めて、一次情報を得て、それをもとに大きく投資するのか、現状を維持するのか撤退するのかなどを含めて判断することだと思います。

とても成功された起業家の人たちは、情報を集めることよりまずやってみることを勧めています。

しかしながら、私は少し意見が違っていて、まず初めに大枠を掴む為の情報を集めて、自分で何度かイメージをして、事前にリスクやどんな問題が起こるかなどをある程度想定した上で慎重にスタートします。

なぜなら、私は彼らと違ってストレスに耐えられる絶対値があまり高くなく、精神的に大きなダメージをおうと、後々面倒だからです。そんなこと気にしなければ良いだろうと言われても気になってしまい、やらなければよかったと後悔することもしばしばあります。

理屈ではいきなりやってしまって一次情報をつかんでしまった方が効率が良い事は分かっていますが、あえてしていません。

私の中で、生産性を上げる意味は、幸福度や自分の充実感につながるからなのでたくさんのお金を稼げるからでは無いからです。

事業がうまくいったはいいが、不要なしがらみなどをたくさん抱える可能性も出てきます。そうなってしまうと、何のために自分でビジネスを始めたのかが分からなくなってしまいますので注意しています。

しかしながら、結果が出た場合の一次情報は周囲と非常に差別化になるので本当に有利です。

なぜなら、周りが行動しないか、飲食店などのわかりやすいくリスクの高いビジネスを熟考せずに始めてしまう傾向が強く、リスクを上手に取る事が苦手な人が多いからです。

適切なリスクを取ることを積み重ねることで、

とても頭が良いが行動できない人、または行動力と度胸があるが大きな失敗をしてしまう人よりも、高い生産性を発揮することができます。

本当にやりたいことをやっているかどうか

生産性を上げるためのテクニックをいくつも学んでいきましたが、より重要なものに絞るとなると、なんといっても高いモチベーションで取り組めているか否かが決定的に重要です。

ハーバード大学の研究によると、やりたいことをやらせてくれる職場と、抑圧的でモチベーションが低い職場を10年間比べると生産性で何と756倍の差が見られました。

やりたいことを仕事にしているかどうかの違いは、何といっても長期的に現れると思います。

短期的であれば、やりたくない事も何とか我慢することができますが、長期的にやりたくないことを生産性高く続ける事は不可能でしょう。と言うより途中で止めてしまうのではないでしょうか。

自分の好きなことであれば続けられるし、より良くするために、様々なアイディアがひらめき、長くやればやるほど生産性の向上します。

また、資本主義の世の中では、お金は複利で増えていきます。利益を再投資することで、生産性は長期的には爆発的に増加していきます。

更に、私たちの平均寿命は今後どんどん伸びることが予測され平均寿命100年に近づいていくと言われ、労働時間も伸びることが予測されています。おそらく70歳80歳でも働くことが当たり前の世界が来るのではないでしょうか。

そのような世界を生きている私たちは、今からでも、自分のやりたいことを始めることができれば、長い目で見たときにこれほどまでに生産性に圧倒的に差が着く要因はありません。

故になんとしてでも自分のやりたい事でマネタイズができる何かの発見をすべきでしょう。

まとめ

自分の生産性を上げることで、会社に頼らなくても生きていく力を養うことができます。

また、このように考える人は少数派であるが故に、フリーランスや企業で稼ぐ競争率が下がっています。

生産性を上げる事は、お金を稼げるだけでなく、自分の時間を生み出すことができ、幸福度を上げることにつながります。

生産性を上げるために重要なのは、なんといっても、適切なタイミングを図ること、一次情報を得て上手にリスクを取る事、本当にやりたいことをすることです。

皆が生産性を上げずに、会社や国家に頼りきった結果が、現在の低い生産性に甘んじている日本を作り上げたのではないでしょうか。

日本が昔のように高い競争力があるなら、そこに依存するのは理に叶っていますが、今の状態ではその行為は問題です。

まずは、努力や根性論に逃げずに生産性を上げることから始めましょう。

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