添加物大国日本で生きる別角度の戦略

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即効性がないからこそ危険

スーパーやコンビニで食べ物を買うときに、原材料を見る人はどの程度いるでしょうか。

ふと原材料欄を見てみると大量の添加物、保存料、着色料などが加えられていることがわかります。

これらは癌などの病気を誘発するもの、精神にマイナスの影響を与える物など様々ですが、今すぐに体調を急激に崩す物ではありません。

それが厄介で、とても美味しく味付けされた添加物を多く含む食品は徐々に私たちの体に蓄積されていって、10年単位で悪影響が出始めます。

その悪影響はもちろん様々な場面で拡散されていて、その悪性に気づき健康的な食生活を始める人たちは増えています。

健康食ビジネス

しかし、これらの健康への悪影響は割と簡単に知ることができます。

ファーストフードが体に悪いとか、清涼飲料水が体に悪い、保存料が体に悪い、果物にはその見た目をよくするために薬品が塗られているなどざまざまな場面で知識として私たちに簡単に知らせてきます。

私は小学校の廊下にこれらの健康に関する情報が掲示されていたことを覚えています。

逆に、なかなか世の中に出ない情報もあります。

例えばテレビではスポンサーの利益に反することを放映できないことは、インターネットでの情報が主になるまでは伏せられていました。

また、果糖ブドウ糖液の原料は遺伝子組み換えのとうもろこしで、一般大衆にわからないように一手間かけて情報を伏せています。

これらの違いについて考えてみましょう。

メディアは割と言論統制をすることは可能ですし、嘘の情報を企業の利益のために流すこともできます。

それなのになぜ、簡単にわかるように添加物やファーストフードの悪影響をオープンにしているのでしょうか。

それは、新たな解決策をあなたに提案するためです。

ここでもビジネスなのです。

健康をより高い視点から考える

私にも経験がありますが、それらの安い添加物の多い食品を避け、有機栽培の食品や健康食品を購入して自炊を始めると、沢山の時間とお金をそこに取られることになります。

仕事終わりに疲れた体で真剣に食品を選び、健康食品に高額な金額を支払い、帰宅すると疲れた体で必死に自炊をしました。

確かに、これなら添加物や危険な食事を避けて良いものを食べることができるかもしれませんが、これは健康な状態でしょうか。

私たちは食事だけ真剣に取り組めば健康になれるわけではありません。

このインフレの中で経済的に健全でなければいけませんし、仕事があり、人間関係があり、健康食品を選ぶ以外にも私たちはやりたいことがあるはずです。

逆に私はビジネスを成長させた時に、真逆の生活を送っていてコンビニを多用していました。

それは時間を第一に考えて無駄を徹底的に省いていたからです。

自炊も、あと片付けの手間を考えて当時は控えていました。

安い食材を購入して、残ったお金を健康ではなくビジネスに再投資するのは当たり前でした。

これは良い例ではありませんが、正直な話当時の私の健康状態はむしろ良かったです。無駄なストレスを抱えることがなかったからではないでしょうか。

私は短期的にこの生活を送ったことは正解だと思っていますが、これを長期間続けることは添加物を蓄積させることになります。

それでは、この両面を考慮した私なりの解決策を提案したいです。

25歳以上は単純に食べる量を減らしてください

私たちは先天的にある程度の、有害なものを排出する力を持っています。

そもそも、それを上回る量の有害物質を体に入れなければ良いのです。

この食べる量を減らす方法は、悪意ある情報では推奨されません。

それはもちろんビジネスにならないからです。

食事量自体を減らされてしまったら、それを販売する企業の儲けも減ってしまうでしょう。

この方法で先天的な排出能力が有害な成分の蓄積を上回っている状態なら、多少安いものや、すぐにコンビニで買えるものを食べてもそれほど影響はありません。

尚且つ安いものや、手早く購入できるものを少量ですから経済的にも良く、あなたの効率的にも味方してくれます。

たくさん食べないとお腹が空いてストレスになってしまうという人は、糖質を減らしてください。

これは明らかに意図的に糖質をたくさん摂ることを私たちは推奨されています。

なぜなら、糖質をたくさん摂ることでお腹が減る仕組みになっているからです。

逆なのです。

朝食にあれだけ沢山の糖質を摂る文化が様々な国で用意されているのは、その後の昼食や夕食でお腹が減ってストレスになるような仕組みになっていて、高額のランチやディナーに誘導しています。

これらは全てマーケティングです。

そこで、沢山の高額な料理を食べてもらうことで飲食業界も食品業界も潤います。

そこにお酒がセットになっていれば、脳の制御が外れてしまうので、それこそお金を気にせず不必要にたくさん食べてしまいます。

もう一つの少食が良い理由は、消化には思った以上のエネルギーを使うからです。

消化に使うエネルギーを節約することで、それを生産的な活動に回すことができます。

逆に老廃物を排出する方向にエネルギーを使うことができます。

これがファスティングが体に良い理由です。

ある程度成長の完成した大人の体において、食べ過ぎは完全に逆効果です。

また、消化しやすい発酵食品を摂ってください。

味噌、納豆、キムチ、ヨーグルト、麹などはすでに消化しやすいように、タンパク質をある程度分解しているので消化にあまりエネルギーを取られることなく栄養を吸収することができます。

しかし、ここでも注意すべきはクエン酸や重曹といった安いもので病気が治ってしまうと製薬会社が儲からないのと同じように、3パック百円の納豆がとても健康に良かったら、高額の健康食品は売れません。

そのため、遺伝子組み換え大豆が用意されていたりやタレに添加物がしっかりと付けられています。

国産有機味噌や、納豆はちゃんと多少高額です。

そのため、これらの原材料をしっかり選ぶことや、そもそも食べ過ぎないことです。

まとめ

25歳以上は食事量を減らす、特に糖質を減らして血糖値スパイクをなくしてお腹が減るのを防ぐ。

加えて、適度に利便性と経済性の両面から考えて安いもの、コンビニや冷凍食品等もケースによって活用する。しかし、依存しすぎるのはいけません。

これが私が推奨する、添加物大国日本に住むための戦略です。

遺伝子組み換え植物は、植物内部に殺虫成分が強化されているので虫に食われない分沢山の生産が可能です。

だから安いのです。

安いものには裏がある、これはごく当然でそれがなければ、誰も高額なものを買いません。

しかし、添加物大国だからといって、活用できるものは徹底的に活用して生活の質を高めることは可能です。

また、25歳以下の成長期にある子ども達はある程度の量が必要です。

ただし、そのほとんどは社会人として働いているわけではないでしょう。

食の知識をつけて、安全な調理や食事の仕方を学び、親の自炊の手伝いを通じて自分の居場所を見つけることもできます。

家庭菜園なんかも、科学の本物の学びになります。

全ては前向きに。

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